2025/08/10 13:53

7月の終わり、沖縄の離島・久米島を訪れた。
これは、夏休みの家族旅行ではない。
子どもの世話や日々のあれこれからいったん離れて、
「自分のことだけを静かに考える時間」がどうしても必要だった。
特に子どもと一緒だと、どうしても子ども優先の行動になってしまうため
今回は、夫にお願いして行かせてもらった。
本当はひとり旅にするつもりだったけれど、
ちょうど会社を辞めたばかりの友人が同行してくれることになり、
アラフォー手前、無職の女2人旅が決まった。
不思議と沖縄とは縁がある。
小学生の家族旅行に始まり、修学旅行や専門学校の研修でも訪れた。
そんな土地を、今回はあえて「何もしないために」選んだ。
周りに色々意見を聞きながら、
せっかくならまだ行ったことがない島がいいなと思い久米島に決めた。
考えてみたら、飛行機に乗るのも7年前の新婚旅行が最後。
ちょっとドキドキしながら、搭乗手続きをして
あれ?こんな簡単だったっけ?と拍子抜け。
空港の中のお店も充実していて、待ち時間も思いのほか快適。
関西から那覇まで2時間、那覇から久米島まで30分。
スムーズな乗り継ぎができれば約3時間で着く。
気温は本州よりも低いけれど、湿度がえげつないので
結果、暑いのには変わりないという印象。
空港からホテルまで少し距離があったので、タクシーに。
運転手は健康そうなおじいちゃん。
ダイビングで来る人も多いらしく、「ダイビング?」と聞かれるも
特に何もしない事を目的に来ていたので、海見に来ました〜と答えた。
よほど疲れているように見えたのか見たこともない栄養剤をくれた。
これが元気の秘訣なのか…?
3回りは年上であろうおじいちゃんに栄養剤をもらうアラフォー。
なんともシュールである。
ホテルに着いたのが19時前、まだまだ外は明るい。
目の前にイーフビーチがあり、荷物を置いてカメラ片手に
早速海へ向かおうとすると、空に虹が・・・!
テンションが上がって浜へ向かうと、大きな虹。
しかも、よく見ると二重の虹。
彩雲らしきものも見えて、吉兆の吉兆!?
なんだか歓迎されてるように感じて、勇気を出して来て良かった。
